意外と知らないクレジットカードの手数料の世界
クレジットカードを利用していると「なんで手数料なんてとるのよ!」と思うこともあるかもしれませんが、実はこの手数料はカード会社にとってはとっても大切なものなのです。
■手数料は大切な収入源■
普段、みなさんあまり気にしないかもしれませんが、カード会社ってそもそもどんなふうにして利益を得ているか知っていますか?
それはひとえに会員さんが払ってくれる「手数料」なのです。
分割払いをしたときの手数料、リボルビング払いをしたときの手数料、年会費という名の手数料、キャッシングの金利という名の手数料…手数料と一言に言ってもその種類はたくさんあります。
この手数料をもらっているからこそ、カード会社は利益を出し、みなさんの買い物の金額を立て替えるという素晴らしい機能を成立させているのです。
またカードの加盟店からもみなさんがカードを使った時に、その売上金の数%を加盟手数料として支払っています。
こうした手数料がカード会社を支えているというわけです。
■年会費を手数料と考えないのもひとつの手?■
特にみなさんが一番煩わしいと考えるのは年会費ではありませんか?
年間使うために支払わなくてはならないこの年会費、実はこの年会費を手数料と考えず、便利に使うための投資だと思うととてもお得に見えてくるのです。
例えば、年会費が高いカードというのはただ単に手数料をせしめたいからカード会社が高くしているというわけではありません。
年会費を高くする代わりにきちんとその会員にお返しをしています。
例えばポイントがまずそうですね。年会費の高いカードというのはおおむねポイントの還元率が高いという傾向があります。
さらに海外旅行や国内旅行などに出かけたときの傷害保険や補償制度もそうです。
こうした形でお返しをしてもらっていると考えると年会費って安く思えてきませんか?
手数料というのもちょっと考え方を変えたり見る位置を変えたりすると、その意味が見えてきて納得できるというものです。
普段のちょっとした手数料を払うことで、購入金額の立て替えなんてしてくれるクレジットカード会社、実はかなりすごいんじゃない?って思ってしまう瞬間ではないでしょうか。