クレジットカードの利便性と危険性
クレジットカードは今や生活には欠かせないものになっています。
携帯電話の支払い、各種公共料金の支払いから日々の買い物などにも使える便利なクレジットカードを持つことはある意味社会的なステータスとなっています。
生活に欠かすことができなくなったクレジットカードではありますがその利便性とともに存在しているのが危険性です。
利便性だけでなく危険性もきちんと考えたうえで利用しなければ、思わぬ落とし穴にはまり損益を被ることにもなりかねません。
■クレジットカードの利便性■
まずはクレジットカードの利便性について考えてみましょう。
現在の日本で考えると個人営業や特別な理由があってクレジットカード支払いを導入していない店を除けばほぼすべての店でクレジットカードを使うことができます。
スーパーやCDショップ、家電量販店、雑貨店に映画館などなど…いろいろなシーンでクレジットカードは活躍します。
さらに各種公共料金の支払いをクレジットカードにすることで「支払い忘れてた!」ということもないですし、携帯電話についてはそのキャリアと提携を結んでいるカードを利用して支払いをすれば、キャリアで行っているポイントサービスで有利になるなどの利点もついてきます。
クレジットカードは多額の現金を持ち歩かなくても高額なものを薄いカード一枚で購入することができ、さらにさまざまな支払いに利用できるという高い利便性を誇ります。
さらに、最近はいろいろな提携カードも登場しており、自分の生活のシーンにあったカードを作ることによってより利益を得ることができるなどのオプションもあります。
インターネットを使ったショッピングでもカードの番号さえわかればその時手持ちがなくてもささっと購入することができますから、現代人にとってはなくてはならないものになっているのです。
■クレジットカードの危険性■
では逆に危険性にはどのようなものがあるかというと、まずは「不正利用」です。
カードは「番号」や「名義」などの情報さえわかってしまえば簡単に利用することができます。
またスキミングといってカードの情報を盗みとられて不正に偽造カードを作られ、自分の知らないところで利用されてしまうという被害を被る可能性もあります。
さらに一番怖いのが「支払いできなくなる」という状況です。
カードはそれがあれば簡単に高額な商品も購入できてしまいます。そのため金銭感覚が狂ってしまい、支払いができないのにもかかわらずクレジットカードを利用して買い物をしてしまい、その返済ができなくなるということもあり得るのです。
カードの返済に追われて自分の生活資金がなくなってしまう、という人だっているのです。
これが重なっていけば最悪、自己破産しなくてはならないという状況に陥る可能性もあるのです。