基礎知識

クレジットカードの種類について

クレジットカードには種類があります。

一般的には色で分けられることも多いクレジットカードを能力や入手難易度、付帯しているサービスや年会費などから比べてみましょう。

 

■一般カード(グリーンカード)■

通常のクレジットカードです。ほとんどは年会費無料のものが多く、あったとしても1000円程度のものがほとんどです。

一般カードはかなり入手が簡単です。アルバイトなどでもきちんと収入があり信頼があると見込まれれば発行してもらうことが可能です。

ただし、一般カードはポイント還元があることくらいしか付帯サービスがありませんので付帯サービスに期待している人にはお勧めできません。

 

■シルバーカード■

一般カードより少し上のランクのカードです。

こちらも付帯サービスは少額の海外旅行保険がついている程度なのでほとんどないと言えます。

しかし年会費が高くても3000円程度と安く、アルバイトなどでも比較的入手が簡単であることから人気があります。シルバーという色みが少々高級感があることも人気の理由のようです。

 

■ゴールドカード■

お金持ちの証だとまで言われていたゴールドカード。

最近は比較的安価な年会費のものと高い年会費を払うものとにわかれているようです。

安価な年会費のゴールドカードは入手が割と簡単であり、時にはアルバイトでも入手できることがあります。

付帯サービスは海外旅行保険程度のものがほとんどですが、中にはかなりサービスが充実しているものもあります。

年会費は高くて6000円程度です。

また年会費が高いゴールドカードはやはり入手が困難になってきます。20代で作れることもありますが、それはある程度一般カードなどでクレジットヒストリーを積んで置く必要があるといえるでしょう。

こちらのカードは海外旅行保険や国内旅行保険のほかに国内空港のラウンジが無料で使えるなど、付帯サービスが充実しています。

年会費は1~2万円程度のものが多くあります。

 

■プラチナカード■

ゴールドカードからさらにひとつ上のランクになるのがプラチナカードです。

こちらになると一気に入手は困難になります。

ほとんどの場合、クレジットヒストリーを積んでないと作ることができません。また、カードによってはカード会社からの招待がなければ作れない、というものまであります。

プラチナカードになると付帯サービスがかなり充実してきます。ゴールドカードの機能に加えてコンシェルジュサービスが付帯されていたりと、特に海外に行くことが多い人に嬉しいサービスが多くなっています。

年会費は高くて10万円と高額。相応の収入やクレヒスがないと無理だ、と言われているのはこのためです。

 

■ブラックカード■

言わずと知れた富裕層向けカードです。

入手するためにはカード会社からの招待がなければ不可能です。つまり、最初からブラックで、というのはできないのです。

こちらのカードは限られた富裕層のみが作ることができる特別なカードです。

付帯サービスも充実していてプラチナカードの機能のほか、グルメやホテルといった分野にまでサービスが付帯されています。

年会費も30万円になることもあります。まずこの年会費が払えない人には作れないカードと思っておいたほうがいいでしょう。

 

まずは一般カードから始めてクレジットヒストリーを積み、ゴールドカードやプラチナカードにしていく、というのが一番堅実でしょう。

付帯サービスが特に必要ないということであれば、ポイント還元や使える店の数などを重視して選ぶのもいい方法です。