ブランド?イシュア?意外と知らないクレジットカードの「中身」
あなたはクレジットカードの「中身」について興味をもったことはありませんか?
意外と知らないクレジットカードの「中身」についてご紹介しましょう。
■クレジットカードを作る要素は3つ■
1枚のクレジットカードを作る要素は3つあります。
それが「ブランド」「イシュア」「アクワイアラ」です。
なんのことやらチンプンカンプン…という人もいるでしょうが、結構馴染みのあるものなのですよ。
まずは「ブランド」。これは聞いたことがある!って人もいるのではありませんか?
これは国際的なクレジットブランドとして知られているものです。VISA、JCB、MasterCard、ダイナースやアメックスといったものがこの「ブランド」に該当するものです。
クレジットカードを使うためのプラットフォームを作ったりルールを作ったりしているのがここなのです。
次に「イシュア」。なんだか人の名前のような名前ですが、これが利用者には一番近い位置にいるものです。
イシュアとは実際にカードを発行している事業者のことです。カードを裏返した時に書かれている発行会社、これがイシュアです。実際にカード利用者が使った金額の立て替えなどはこのイシュアが行っているのです。
例えばビューカードの場合、これはブランドはJCBでイシュアは東日本旅客鉄道ということになります。
そして最後に「アクワイアラ」。これは加盟店向けにサービスを提供している事業者のことです。クレジットカードが使えるようにお店を開拓したり、実際に利用者が使ったカード決済を精算して加盟店に支払っているのがここなのです。
横文字の名前ばかりで「?」となっていたかもしれませんが、ここまでくるととても近い位置にいるものだというのがおわかりいただけるかと思います。
■重要なのはイシュア■
クレジットカードを選ぶうえで最も重要になるのは実はイシュアです。
このイシュアが利用者の使った分などを立て替えることになるわけです。となると、このイシュアが違うことによって利用者の特典やポイント還元率のなども変わってくることになります。
カードブランドがそのまま発行している「プロパーカード」と呼ばれるもの以外は必ずイシュアがいますから、カードを選ぶ際にはどのイシュアにするかというのをじっくりと検討するのがいいでしょう。