ちょっと待った!クレジットカード利用時に電話番号は不要!
あなたはクレジットカードを使ったときにお店の人から「電話番号もお願いします」と言われたことはありますか?
もうほとんどのところではなくなりましたが(むしろサインレスのお店すら増えています)、時折そういう場面に遭遇することがあるかもしれません。
しかし求められても書く必要は全くありません。
■なぜ電話番号を聞く風習があったのか■
まずなぜ電話番号を聞くという風習があったのかを知っておきましょう。
実は2000年くらいまではカードのサインをする欄に電話番号の記入欄があったのです。
カード会社が用意している決済機から出てきたレシートに「電話番号を記入する欄」があれば店としては「聞いておかないといけない」と思うわけです。
これは至極当然ですよね?
もしかしたら昔は、なかなか決済がうまくいかず、何かトラブルがあったときに連絡をするために電話番号を聞いていたのかもしれませんね。
しかし最近はそういったクレジットのトラブルもありませんから、まったく書く必要はありません。
またあまり知られてはいませんが、クレジットカード会社と加盟店との契約において名前のサイン以外を求めてはいけないという規則があります。
ですから、電話番号を求められたら「それ、規則違反ですよね?」って言ってしまえばいいのです。
■インターネットでの利用の場合■
これはインターネットでの利用の場合も同じであり、インターネット決済をするときに電話番号の記載は必要ありません。
また時に暗証番号などを聞かれるということもあるようですが、インターネット通販においてカードの暗証番号などまったくお店側には必要ありません。
聞かれても絶対に答えてはいけません。
仮にインターネットショップに問い合わせて「これがないと決済ができない」と言われた場合はそのお店は犯罪に加担している可能性がありますから利用を見合わせましょう。
余裕があればカード会社や警察などに届けておいてもいいでしょう。
以上のように、電話番号というのはカード決済をするうえではまったく必要がないものです。
それどころか電話番号というのは立派な個人情報ですから、安易に書いてしまって漏洩でもしたら大変なことになります。気をつけて決済を行うようにしましょうね。