クレジットカードの海外旅行傷害保険
海外に行くのはとても楽しいことです。いつもとは違う環境や文化がある場所に行くのは見聞を広めるためにもいいことです。
ですが、その海外でもしかしたら病気になったり怪我を負ってしまうかもしれない、というリスクのことは考えていますか?
こうしたリスクをカバーするために、クレジットカードの中には「海外旅行傷害保険」というものが付帯サービスとしてついている場合もあります。
■海外旅行傷害保険は非常に重要■
海外でもし、入院したり治療を受けたりした場合、一体どのくらいの医療費がかかるか知っていますか?
日本と同じ気持ちでいくと大変なことになります。
例えばアメリカで盲腸になって1泊入院をしたとします。その場合の入院費・治療費は240万円という高額なものになることもあります。
これを実費で…と言われたらとてもじゃなが無理だという人がほとんどなのではないでしょうか。
そのようなときに利用できるのが海外旅行傷害保険です。
クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険を利用すれば、その限度額までの治療費を負担してくれるのです。
ですが、その保険の限度額というのはカードによって異なります。
その金額は概ね年会費の有無などによって大きく異なってくるようです。
年会費が無料のカードというのはほとんどの場合保険がついていません。ついていてもその補償金額は微々たるもの、という場合が多くあります。
きちんとした補償が欲しいということであればある程度の年会費がかかるようなカードを調べてみましょう。
特にきちんと見て欲しいのは「死亡」ではなく「疾病傷害」の補償金額です。
この部分が5000万円程度あるようなクラスの保険であればそれ以外に保険に加入しておく必要もなく安心できます。おおむねこのレベルの保険はゴールドカード以上のカードに付帯していることが多くあります。
■付帯の種類に注意■
保険の付帯には利用付帯と自動付帯があります。
自動付帯であればカードを持ってさえいれば保険が適用されますが、利用付帯である場合、そのカードを使って旅行に行っている場合に限り補償対象となるため、注意が必要です。
その保険が適用される条件なども前もって調べたうえでカードを作るようにすると失敗がありません。
ちなみに海外旅行傷害保険という名前ではありますが、出張でも短期留学でも海外に行けばその傷害に対する補償は受けることができます。
ただし、期間はおおむね90日以内となっています。
もしもそれ以上滞在するということであれば、カード以外の保険に加入しておくほうがいいでしょう。