クレジットカードのキャッシング機能の便利な使い方とリスク
多くのクレジットカードにはキャッシング枠というものが設けられています。
これは、消費者金融のようにお金を貸し付けてくれるというサービスです。
このキャッシングの機能についての利便性とリスクについて触れていきます。
■キャッシング利用の際の注意■
多くのカードについているキャッシング機能ですが、このキャッシングには消費者金融並みの高い金利がつくということを忘れてはいけません。
低くても12%、高ければ限度いっぱいの20%というところもあります。
銀行のカードローンのように一桁の金利ということはまずありません。利用すれば高い金利がつくということを忘れないようにしましょう。
ちなみにキャッシングの金利については、カードのランクが上がれば上がるだけ下がるという傾向があります。これはカードランクが上がる=富裕層という構図があるためです。
キャッシングを利用したいということであればキャッシング用としてゴールドカードを一枚持っておくというのもいい方法かもしれません。
ともあれ、やはりキャッシングはちょっとリスクが高いものです。できるだけ利用しなくてもいいように、クレジット機能の範囲で買い物などをするのがいいでしょう。
■キャッシングはどのようなときに重宝するか■
キャッシングが重宝するシーンの代表といえば海外旅行です。
ちょっとお金が足りなくなってしまったというときや、現金を盗まれてしまったという場合でもカード1枚あれば街にあるATMで現地のお金をキャッシングして引き出すことができるからです。
また日本国内においても、もう銀行からお金が引き出せないとなったときに、カードのキャッシング機能を利用して一時的に借りることができるからです。
利便性もありますから、利用シーンを考えて計画的に利用すればそこまで悪いものでもありません。どうしても現金が必要になった場合などは頼れる機能となります。
ただし、やはり利用するためには高い金利というリスクを背負うことになります。
ショッピングとは別にキャッシングの分も支払いが発生しますから、自分の懐を圧迫しないように十分注意して利用するようにしましょう。