家族カードの利便性とリスク
クレジットカードの中には「家族カード」と呼ばれるものを発行できるものがあります。
これは簡単にいえば「親となっているカードを分割して家族に渡しているもの」です。
家族が個別に持てば個別に発生してしまう年会費なども、家族カードであれば割引されたりあるいは無料で作れるなどのメリットがあるため、作っておいて損はないカードです。
■家族カードの利便性■
家族カードは、親カードを持っている人の家族であれば渡すことができます。
さらに言うとほぼ無審査で家族カードというのは発行することが可能ですから、例えば専業主婦で収入がない妻にも持たせることができるというわけです。
また家族カードについてはほとんどのものが年会費無料かあるいは割引されています。親カードと同じ年会費がかかる家族カードはそうそう聞きません。
ですから、お得に家族全員でカードを持つことができるわけです。
そのうえポイントも家族が家族カードを使えば親カードに貯まる仕組みになっていますから、家族みんなでポイントを貯めていくことができるわけです。
みんなでポイントを貯めて、貯まったら交換して…と利用していけば家族の楽しみも増えることでしょう。
■家族カードのリスク■
渡すのが家族であるとはいえ、ある一定の管理は必要となります。
例えば家族カードを使って多額の買い物をされてしまって、請求書を見て愕然とするという事態にならないとは言えません。
また最近はソーシャルゲームなどが流行しているために、子供が多額の課金をしてしまい問題になっていることもあります。
ですから、ある程度使える金額を定めて伝えておくことが必要です。
家族カードによっては利用できる金額を前もって制限しておくことも可能ですから、子供に持たせる場合などはそのようにしておくといいでしょう。
家族カードの発行自体やっていないというクレジットカードもありますから、もしも家族カードを持ちたいということであれば前もって調べておきましょう。
また利便性とリスクをきちんと理解したうえで利用するのがいいでしょう。
ちなみに家族カードについて、発行枚数を制限しているカード会社もあるため、注意してください。