不正利用を疑う前にチェックしておくべきポイント
クレジットカードを利用しているうえで一番怖い物が不正利用です。
あるとき届いた利用明細に「自分では使っていない利用履歴がある!」となると人間誰しも不安になります。その金額が大きければ大きいだけ不安になるものです。
では、このような明細が届いた場合にはどのような対処をすればいいのでしょうか。
■まずは照合する■
まずは、自分がクレジットカードを使った履歴を照合してみることから始めましょう。
クレジットカード会社にかかってくる不正利用の相談のうち9割が自分で使ったことを忘れていた例だと言われています。
また、最近はかなり減りましたが、お店によってはクレジットカードを使った日にちがズレていたり、お店の名前がよくわからないものになっていたりということもあります。
レシートを持っているのであれば、そのレシートなどと照合して、この金額を自分が使ったかどうかというのを冷静に判断する必要があります。
■盗難保険■
それでも自分が身に覚えがないという請求があれば、それはカード会社に相談しましょう。
カード会社に相談するとそれが本当に不正請求なのかどうかを判断してくれます。
もしも仮にそれが自分の使った分であればきちんと支払えばいいことですし、逆に万が一不正利用であったならば、カードには盗難保険というものがついていますからその手続を踏めば問題ありません。
スキミングやフィッシング詐欺に合っていない、とは言い切れませんから、まずはカード会社に相談してみましょう。なんら恥ずかしいことではないのですから。
そして身に覚えがない請求がきたら、カード番号を変えるなどの処置も一緒に行うといいでしょう。
カード犯罪者はその人が不正利用に気づくかどうかもチェックしているといいます。最初に少額の不正利用をし、それに気づかなければ大きな額に…という手口が多くあります。
ですので、利用明細は毎月きちんとチェックして、身に覚えがない請求があれば相談するようにしましょう。
不正に気づかなければ延々と使い続けられてしまいます。安心してクレジットカードを使うためにも自分の身は自分で守るようにしなくてはなりません。