基礎知識

クレジットカードの破損時対処法について

クレジットカードはプラスチックなどで作られていることが多くあります。そのため、誤って2つに割ってしまった、カードが破損してしまった、というトラブルがあることもあります。

その際の対処法についてまとめてみます。

 

■接着剤はNG■

よく割れてしまったら接着剤でつけてしまえばいいのでは、と考える人がいますが、これはNGです。

クレジットカードはPOSでのオーソリやATMへ挿入して使うことになるものです。割れた箇所を接着剤でつけただけではその機能を正常に使うことが困難になります。

カードも実は精密機器と同じなのです。

また、破損していることがわかっていながらATMなどにカードを挿入し、万が一出てこなくなるなどのトラブルにあった場合にはその機器の修理代金などを請求されることもあります。

くれぐれも割れてしまったクレジットカードを自己修復したりしないようにしてください。

 

■再発行が無難■

もしもカードが破損してしまった場合には、無難に再発行してもらうのが一番でしょう。

カード会社に連絡すれば、新しいカードを再発行してもらうことが可能になっています。

仮にそのカードが引き落としにのみ使われているものであれば割れたままでも問題はないのですが、日々の買い物などに使う場合にはきちんと再発行の手続きをしましょう。

先にも述べましたが、クレジットカードは割れてしまった場合おおよそ自分で修理できるような代物ではありません。

もっと大きな損を出してしまう前に、再発行してもらって新しいカードで買い物をするようにしましょう。

 

ただし、注意して欲しいのは再発行に際して手数料が発生することがほとんどであるということです。

カードの破損は保有者の責任であるとみなされ、再発行手数料をとられることがほとんどです。

ですが、持っているうちに自然に割れてしまったり、あるいは別の人に割られてしまったということがあればその旨を伝えると再発行手数料を無料にしてもらえることもありますので、事情がある場合はきちんと伝えるようにするといいでしょう。