基礎知識

クレジットカードが盗まれた時の対処法について

クレジットカードが盗まれてしまった、となると多くの人は大きな不安を抱えることになるでしょう。

たくさん使われてしまうのではないか…悪用されるのではないか…そんな不安があるかとは思いますが、盗まれたり不正に利用された場合でもきちんとカバーするものがありますから、まずは焦らずに対処するようにしましょう。

 

■盗まれてしまった、紛失してしまった場合■

もしも盗まれたり紛失したりした場合には慌てずにカード会社に連絡しましょう。

そして利用停止状態にする旨を伝えてください。

こうしておけばカードは利用停止の状態になりますから拾われて誰かが使おうとしても使うことはできなくなります。

そしてあとはカード会社のオペレーターの指示に従ってください。多くの場合は警察に盗難届を出したりすることになりますが、それ以外何か複雑な手続きをしなくてはならないということはほとんどありませんので安心してください。

 

■カードについている保険■

実はクレジットカードには盗難保険というものがついています。

この保険は「クレジットカードが盗まれたり不正利用されてしまった場合でもその損害を負担する」というものです。

つまり自分が落としてしまったり盗まれてしまったりして誰かが使ってしまったとしてもカード会社側がその分を負担してくれるというわけです。

この保険には上限がなく、仮にそのカードを使って1億円使われてしまったとしてもカード保有者の負担は0となります。

ですので、まず盗まれた事に気づいたらカード会社にきちんと連絡をいれることが大切になるのです。

 

ただし、カードの裏面に暗証番号を書いてしまっていたり、あるいは暗証番号が予測しやすいものになっていたりする場合には、保有者の不備となり補償してもらえない可能性もあります。

暗証番号はカードを使う上で非常に大切なものですから、自分しかわからない番号を設定しておき、自分だけがわかるような状態にしておくことが大切です。

間違ってもカードの裏面などに書いたりしてはいけません。